2006年12月09日
アトピー性皮膚炎 温泉治療には弱酸性の泉質が・・・
アトピー性皮膚炎には温泉治療が効くとよく聞きますが、以前から温泉に入るとかゆみが増すような気がしてました。体があったまるからだと思ってたんですが、調べてみるとそういうことかってコトがいろいろありました。
実は温泉の硫黄(イオウ)が強いと皮膚を乾燥させやすいとか、温泉が熱すぎる(ほんとは38℃〜39℃あたりがいいようですが私も熱めの方が好きなんです)、長湯してしまうなとが皮膚の乾燥に拍車をかけるようです。泉質は弱酸性(これは石鹸を選ぶ時と同じですね)が良く、温泉から上がったら薬や保湿剤をしっかり塗る必要があります。
弱酸性ってどのくらい?ってことで調べたらpH3〜6ぐらいが弱酸性ってことになってて、大分県の鉄輪温泉はその範囲に入ってました。
温泉地は温泉そのもの以外に気分的に癒されることでイライラから開放されたり、アレルゲンから遠ざかる意味ではとても効果が高いと思います。フランスではテルマルスムという温泉療法施設があるくらいですので、お医者さんの指導のもとでうまく利用できれば楽になるのではないかと思います。私が温泉で悪化したのは泉質が合わなかったからです。